2011年09月01日

東北放浪記〜宮城県山元町へ〜

今日で8月も終わりですね!
世の学生は宿題終わったのでしょうか?笑

さてさて、8月24日〜26日の3日間、宮城県亘理郡山元町というところに演奏しに行ってきました。

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Trombone Quartet Sorriso
左から井上君、廣田君、池田さん、丸田

右から2番目の池田さんは高校の後輩で、今まで2度山元町にボランティアで行っています。
その時に「良かったら演奏しにきて」と現地でNPO団体「ADRA」の方に声をかけられたそうで、池田さんの後輩廣田君と、自分が以前チャリティーコンサートでご一緒させてもらった井上君にそれぞれ声をかけて4人で演奏してきました。
“Sorriso”とはイタリア語で『微笑み』という意味です。自分の笑い上戸なところから廣田君が命名しました(笑)


自分たちの甘い考えで、行きは福島県広野まで行ったのですがそこから迂回の道が全く無く、いわきまで戻る羽目に。広野は天気も悪かったのですが異様な空気でした。本当に人気がない。
いわき市内も、所々にまだ崩れたままの家があり、沿岸は復旧作業中の箇所もありました。
2月18日に、自分は黒金さんと篠崎さんのデュオリサイタルを聴きに来たので、駅前を通った時は本当に懐かしかった!!

山元町では、25日と26日の2日間で、5箇所の仮設住宅地区を回って演奏しました。
「演奏を聴いている間は嫌な事も忘れられるわ!!ありがとう!!」という声や、「何も楽しみがないからストレス発散できた。また来てね」という声を頂きました。
被災地を回る方やスポーツ選手がよく「元気を与えにいったのにこちらが貰ってきた」という事をおっしゃっていますが、その気持ちが良く分かりました。


2日目の演奏が終わってから、海沿いにいってみようという事になりました。今回演奏で回ったところは全て海抜よりは高いところにあり、津波が襲ったところからは当たり前ですが離れたところにあります。
海の方に近づくと、ある道を越えると景色が一転してしまいました。そこから先は通行止めになっています。
ガードレールや柵ががふにゃふにゃに。家がない。瓦礫の山。所々防風林に守られて残っている家もある。建物が本当にない。ひっくり返った車を撤去している作業車がいる。
仙台空港がある名取付近では、車が山積みに。瓦礫の山。本当に山。


山元町のボランティアに話を聞いたり、先月のチャリティーで繋がりをもっている八巻さんにお話を伺いましたが、物資は困るほど余っているそうです。自分たちも衣類をもらいました。余っていてどうしようも無いから。
今必要なのは、というか誰もが心配しているのはこれから必要なお金。家も仮設だし、お金がなければどうにもならない。でも市や町からもお金は支給されないし。

こんな現状です。どこまで伝わるか分かりませんが。
物資が余っていると言うのは、一概に被災全体がという事は言えないかもしれませんが。
地震から9月で半年。半年たってこの状況。
本当に長い戦いになると思います。
海沿いは、あの時テレビで見た景色とさほど変わっていないと思います。

これから何が出来るか、じっくり考えていきたいと思います。
もしこのブログを見てくださった方がいたら、少しでも東北の事を一緒に思っていただけたら嬉しいです。
普通の日常に戻ることは本当に大切な事です。
だけど、一瞬にしてその日常から遠いところにはじき出された方々がいます。
被災地じゃ無くったって、ものが売れなかったり、様々な物流の風評被害で苦しんでいる人もいます。
自分たちが出来る事をみつけてやっていくのは難しいですが、出来る事をしていく。
正しい情報を発信していく、受け取っていく。
美味しいもの食べて経済を動かす(←自分が一番簡単に出来る事☆)
ちょっとしたことでもいいと思うんです。
そのちょっとしたことを少しずつしていきましょう。



少し足を伸ばし、仙台市にも行ってきました。
あの交通量にはびっくりしました(笑)両側3車線ずつで車がビュンビュン走っていく!!
恐ろしい街でした。
牛タンを食べました!!
仙台市内で情報を集め、某バストロンボーン吹きの細目サンにも電話で情報を聞き、
結局名取市へ。

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夕日がめっちゃ綺麗だった。名取市のホール近く。

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牛たんのお店「一休」にて。
はぁ〜美味しかった。

帰りは普通に東北自動車道で。
あの雨がごいすーだった日です。


現地に行ってみないと分からない事って沢山ありました。
美味しいものがたくさんある!!・・・・・・ってまた食べ物の話かよ!!笑

仮設住宅の方々は、新しいコミュニティーで馴染めない方も沢山いるそうです。
ADRAさんは足湯もされていまして、地区の集会場で足湯をして、
・家で一人ぼっちだったり、動く事が億劫になってしまった方に来てもらう
・リラックスしてもらう
・和やかな会話の中で、住民同士じゃいえない困っている事を聞いたりもする

ということもしているそうなのです。神戸の仮設住宅でも孤独死って問題になりましたよね?
だから家から出てきてもらう事が本当に大切みたいで。
僕らは鳴り物で人を呼び込んで、演歌や童謡でみなさんに歌ってもらってスカーッとして貰えて、笑顔で帰ってもらえて嬉しかったです。
本当なら何度でも言って演奏したいのですが。頻繁には行けない。
でもいつかまた行きます!まずは免許を自分も取る!!

運転してくれた井上君には本当にお世話になりました。ありがとう。
話をくれた池田さん、現地で編曲までしてくれた廣田君、ADRAの皆さん。
美味しいものをご馳走して下さった東北飲食店の皆様に(笑)感謝致します。



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ここは、福島県川内村。国道なのに酷い山道(しかも一車線!!)をひたすら進むと現れたオワシス。
ガソリンスタンドはぼっとん便所で、井戸端会議の内容は御国言葉100%で全く分かりませんでした(笑)
雲の切れ目から光が差していました。

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これは帰宅途中のサービスエリアで見つけた赤べこ。
I love you baby 野馬追い I love you baby 赤べこ♪
(“I love & I need you ふくしま”より)
posted by まるちゃん at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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